【Vercelとは何?】Webアプリケーションを無料かつ簡単にデプロイする手順を解説

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2024年6月3日2025年2月13日
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Next.jsや、Vue.jsで制作したアプリケーションをデプロイしたいけど、どこにデプロイするのがいいかな。簡単な方法はないかな?

今回は、Next.jsを開発したVercel社の提供する「Vercel」というサービスを紹介します。

ステップは次の通りです。

  • Vercelとは
  • デプロイする手順
  • 注意点

最後までご覧いただき、参考にしていただけると幸いです。

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Vercelとは

Vercelは、ウェブサイトやウェブアプリケーションを簡単にデプロイし、ホスティングするためのプラットフォームです。

GitHub、GitLab、Bitbucketなどのバージョン管理サービスと連携しています。そのため開発者がコードをこれらのリポジトリにプッシュすることで、Vercelは自動的にコードをビルドし、ウェブサイトやアプリケーションをデプロイします。

また、サーバーレス関数(API)をサポートしており、バックエンドを構築することも可能です。

Vercelは、コンテンツデリバリーネットワーク(CDN)を利用して、世界中のユーザーに高速にコンテンツを配信します。これにより、ユーザーはどこにいても非常に高速なウェブ体験を享受できます。また、Vercelのインフラはスケーラブルで、高トラフィックにも対応しています。

Next.jsとの相性が非常に良く、静的サイト生成(SSG)やサーバーサイドレンダリング(SSR)を簡単に実装できます。また、他のフレームワークや静的サイトジェネレーターとも互換性があり、多様なプロジェクトに対応できます。

プランとしては、無料プランと有料プランを提供しています。無料プランでも基本的な機能を十分に利用できますが、有料プランでは追加のビルド時間や優先サポート、チームコラボレーション機能など、より多くの機能が利用可能です。

対応フレームワークについては、Vercelのホームページからお確かめください。

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デプロイする手順

実際にデプロイする手順を紹介します。

  • ソースコードをGitHubにpushする
  • Vercelのアカウントを登録する
  • プロジェクトを作成する

それぞれ解説します。

ソースコードをGitHubにpushする

まずはデプロイしたいソースコードをGitHubにpushします。

環境変数についてはVercel側で設定することができるため、誤っても「.env」などの環境変数を含むファイルはpushしないでください。

GitHubにpushする手順については以下の記事で紹介しています。合わせてご覧ください

Vercelのアカウントを登録する

次にVercelのアカウントを登録します。

Vercel

上記Vercelのホームページから「Sign Up」を選択して、アカウントを登録します。プランはとりあえず無料である「hobby」プランを選択し、GitHubと連携を行ってください。アカウント登録が完了し、ダッシュボードが表示されれば完了です。

プロジェクトを作成する

プロジェクトを作成し、デプロイする手順を紹介します。ステップは次の通りです。

  • プロジェクトの立ち上げ
  • プロジェクトの設定
  • 環境変数の設定
  • デプロイ

それぞれ解説します

プロジェクトを立ち上げる

まずはVercel上でプロジェクトを作成します。

ダッシュボード右上にある「Add New」から新規プロジェクトを作成します。そして、ドロップダウンメニューから「Project」を選択します。

続いて「Import Git Repository」で、今回デプロイをするGitリポジトリを選択します。

すると、以下のページが開きます。

Vercelのイメージ

プロジェクトの設定

「Project Name」はVercel上でのプロジェクト名(自由)を決めます。「個人ブログ」などわかりやすい名前を設定しましょう。

「Framework Preset」で、使用しているフレームワークを選択します。Next.jsであれば「Next.js」、Vue.jsであれば「Vue.js」など、正しく選択しましょう。

「Root Directry」と「Build and Output Settings」は、基本的にそのままで問題ありません。

環境変数の設定

続いて「Environment Variables」です。ここでは環境変数を定義している「.env」の設定を行います。

keyとそれに対応するvalueを登録してください。

デプロイ

必要な環境変数を全て設定したら下にある「Deploy」ボタンを押します。しばらく待つとデプロイが完了し、URLにアクセするとデプロイしたページを開くことができます。

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注意点

Vercelですが、一つ注意点があります。

それはhobby(無料)プランでは商用利用ができないという点です。商用利用するためには、有料のProプランを利用する必要があります。

逆に商用利用しない場合はhobbyプランでも問題がなく、制限内であれば何度でもデプロイして利用することができます

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最後に

ここまで、Vercelにアプリケーションをデプロイする方法について解説しました。

非常に簡単で、初回アカウント登録からわずか10分程度でデプロイが可能です。

ぜひ活用して、様々なアプリケーションを作成してみてください。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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ブログ運営者
筆者
あらた
  • 21歳
  • 千葉県在住
  • 文系大学生|26卒
  • 経営学部 マーケティング学科
  • Webエンジニアインターンに参加中
  • インターン:Vue.js, Laravel
  • 個人開発:Next.js

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