以前の記事では、ビューカードを使うことで簡単にJREポイントを貯めることができ、グリーン車にも乗ることができるということについて紹介しました。
【JREポイント交換】グリーン車の乗り方を詳しく解説
JREポイントを使って在来線のグリーン車に乗りたいけれど、初めてで乗り方がわからない...
今回の記事では、実際に在来線のグリーン車に乗車する方法について紹介します。
ステップは以下の通りです。
- この記事の前提
- グリーン券の交換申し込み
- グリーン券の購入
- 実際の乗車方法
- 注意点
最後までご覧いただき、参考にしていただけると幸いです。
この記事の前提
今回の前提として、「JRE POINT」アプリのダウンロードが完了しており、モバイルSuicaとの連携が完了していることとします。また、「Suica」アプリもダウンロードしており、モバイルSuicaとの連携が完了していることとします。
グリーン券の交換申し込み
まずは、貯めたJREポイントを利用してグリーン券に交換します。
「JRE POINT」アプリの下部メニューバーから「ポイント利用」を選択し、ページを移動します。すると「(JREポイント用)Suicaグリーン券交換申し込み」というボタンが表示されるので、これを選択します。
次に、グリーン券を使用する際に紐づけるSuicaを選択する画面が表示されるので、使用するSuicaを選択します。
その後、交換したいグリーン券の枚数を選択し、必要なポイントを確認した上で申し込みを完了してください。
これでポイントを利用したグリーン券の引き換えは完了です。
グリーン券の購入
次に引き換えたグリーン券の区間を設定し、使用可能な状態にする必要があります。
「Suica」アプリの下のメニューバーから「グリーン券」を選択し、ページを移動します。するとメニューが表示されるので、その中から「ポイント交換情報」を選択します。
「JRE POINT」アプリで引き換えたグリーン券についての情報が表示されるのでそれを選択し、乗車したい区間を選んで申し込みを完了してください。
以上で、モバイルSuicaとグリーン券の連携が完了し、グリーン車に乗車できるようになりました。
実際の乗車方法
それでは、実際の乗車方法について紹介します。
まず、乗車駅に設定した駅に移動します。定期券でも通常の支払いでも問題はなく、いつも通りに改札を通りましょう。
続いて電車に乗車し、グリーン車に移動します。グリーン車は空席であれば基本的に自由席です。各座席の上にはランプが設置されており、赤であれば空席、緑であれば使用中と判断することができます。
赤色ランプの空席を見つけたら、ランプ横の磁気タッチにSuicaをタッチします。するとランプが緑色になり、使用中となります。これで完了です。
注意点
ここで筆者が実際に使用する際に戸惑ったポイントについて紹介します。
ステップは以下の通りです。
- 電車の乗り換えは一部可能
- 途中下車はNG
- 乗換時は磁気にタッチ
- 座席の移動は可能
それぞれ解説します。
電車の乗り換えは一部可能
例えば、常磐線のグリーン車を利用して水戸駅から熱海駅に向かうとします。
熱海に行きたい場合は東京駅で常磐線から東海道線に乗り換える必要があります。この場合、「Suica」アプリで購入する際に区間を水戸駅〜熱海駅に設定すれば、グリーン車を乗り換えることができます。
つまり、水戸駅から常磐線のグリーン車で東京駅へ向かい、乗り換えて東海道線のグリーン車で熱海駅に向かうことができます。
ただし、「Suica」アプリで乗り換えが設定できない(表示されない)区間も存在します。例えば、常磐線から高崎線に乗り換えることができません。この場合は、2枚のグリーン券を用意する必要があります。
途中下車はNG
途中下車はできません。上記で説明した例なら、東京駅で改札を出てしまうと、その時点でグリーン券としての効果が切れてしまいます。つまり、残りの東京駅から熱海駅までのグリーン車には乗車できません。
乗換時は磁気にタッチ
これは特に重要でポイントす。乗り換えをする際には、降りる前に座席上の磁気にもう一度タッチし、ランプを赤にして空席状態にしてください。
これを行わないと、電車を降りても乗車中と判断されてしまうため、乗り換え先のグリーン車で磁気をタッチした際にエラーが出てしまい、乗車することができません。
座席の移動は可能
例えば、席があまり空いておらず、友人と離れ離れになってしまった場合は、自由に席を移動することができます。ただし、必ず座席上の磁気タッチに触れ、空席状態にした上で移動を行い、移動した席でもう一度タッチして使用中のランプに変更しましょう。
最後に
ここまでグリーン車の乗車方法について解説しました。
グリーン車は本当に快適で、旅行などでは大活躍します。JREポイントを貯めるだけでここまで贅沢できるのであれば、使う以外に選択肢はないと思います。
ぜひビューカードを使用して、乗車してみてくださいね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。