【追加テスト】Androidアプリのクローズドテスト期間が延長になった話【Google Play Console】


Androdアプリのクローズドテストでは、「追加テスト」をさせられることもあるの?
先日、Google Playに初めてのAndroidアプリをリリースしましたが、アプリ完成からリリースまで4週間以上かかってしまいました。
ここまで時間がかかってしまった理由は、「追加テスト」にあります。この記事ではその「追加テスト」についてまとめていきます。
ステップは以下の通りです。
- 事の発端
- 原因
- 対応策
- 審査通過と考察
最後までご覧いただき、参考にしていただけると幸いです。
スポンサーリンク
事の発端
通常Androidアプリをリリースするためには、事前に20人以上のテスターを集めて14日間のクローズドテストを行う必要があります(既にここで難易度が高いです)。ちなみに筆者は、Androidアプリ開発者向けのコミュニティでテスターを募集し、協力していただきました。
2025/2/9 追記:2024/11 に新しい個人用デベロッパー アカウント向けのアプリテスト要件が変更され、テスターに必要な人数が、20人以上から12人以上に緩和されました。
クローズドテストの14日間が無事に完了し、リリースに向けて「製品版」の申請を行ったところ、審査完了後にメールが届きました。内容は以下のような英語で書かれたものでした。

「More testing」これを見た瞬間、嫌な予感が。Google Play Consoleにアクセスしてみると、その予感は的中。完了したはずのクローズドテストがさらに14日間追加されていました。
スポンサーリンク
原因
メールを確認すると、次の2つの理由が挙げられていました。
- テスターがクローズドテスト中にアプリに積極的に関わらなかった。
- ユーザーからのフィードバックを収集し、それに基づいてアプリを更新するなど、テストのベストプラクティスに従っていない。
筆者は特に「ユーザーからのフィードバックを収集し、それに基づいてアプリを更新するなど、テストのベストプラクティスに従っていない」という点に問題があったと考えています。
クローズドテスト期間中、筆者は一度もアプリの更新を行いませんでした。つまり、更新がない=フィードバックを収集していない=テスターが積極的に関わっていない、と判断された可能性が高いです。
スポンサーリンク
対応策
結局、一部ページのレイアウトでパディングを間違えていた箇所があったので、その部分だけ修正し、他は特に何もしませんでした(笑)。
※ちなみに追加テスト後に再度審査を提出する際には、追加テスト期間に何を変更したかを記述する必要があります。そのため何かしらの更新を行う必要があります。
スポンサーリンク
審査通過と考察
わずか一行の変更でしたが、無事に審査を通過することができました!
結局のところ、クローズドテスト期間中に何も更新しなかったことが、審査に影響を与えたのではないかと考えています。今後は、クローズドテスト期間中にも何かしらの更新を行うと良いかもしれません。
スポンサーリンク
最後に
ここまで、クローズドテストの追加テストについて解説しました。
結果的に14日+14日の28日間、4週間クローズドテストを行っていたことになります。4週間クローズドテストを行うだけで、特に何かしていたわけではありませんが、追加の2週間はかなり重く感じました(笑)
もし追加テストに遭遇してしまった方は、何かしらの更新を入れてみることをおすすめします。追加テストを受ける前の方は、あらかじめ小さな変更を加えて対策しておくと良いかもしれません。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。



スポンサーリンク
スポンサーリンク