設定方法
それでは、app-ads.txtの設定方法を説明します。
難しそうに感じるかもしれませんが、実際にはとても簡単です。
コードを取得
まず、Google AdMobにログインし、広告を表示させたいiOSアプリを選択します。
次に、左側のメニューから「アプリの設定」を選択し、ページ内の「アプリの確認」セクションで「Verify app」を選びます。
すると、app-ads.txtに記載する内容が表示されるので、それをコピーします。
app-ads.txtの作成
次に、VSCodeなどのテキストエディタを使って「app-ads.txt」というファイルを作成し、先ほどコピーしたコードをそのファイルに貼り付けます。
これで「app-ads.txt」が完成です。
Webのルートに配置
次に、作成したapp-ads.txtをWebサーバーのルートディレクトリに配置します。
XserverやVercelなどのホスティングサービスを利用している場合は、ホームページのドメイン直下にこのファイルを配置します。例えば、https://example.com/app-ads.txt でアクセスできるようにします。レンタルサーバーを使用している場合は、FileZillaなどのFTPクライアントを使ってアップロードし、JavaScriptフレームワークを使用している場合はpublicディレクトリに配置します。
マーケティングURLの設定
iOSアプリの公開時に、Apple Connectで「マーケティングURL」を設定するオプションがあります。ここに、先ほど配置したapp-ads.txtのドメイン名(例: https://example.com/app-ads.txtであればhttps://example.com)を入力します。このURLは、アプリがApp Storeでリリースされると同時に公開されます。
公開されたらこのステップは完了です。
認証を完了する
最後に、再度AdMobに戻り、「Verify app」を選択して認証を完了します。
認証が成功すれば、設定は完了です。