Design - Minimum Functionalityの簡単な対処法を紹介【リジェクト】


iOSのアプリ審査で、ガイドライン4.2「design minimum functionality」によってリジェクトされてしまった。どう対策すればいいのかな。
先日、初めてのiOSアプリをリリースしました。
リリースにあたって、Appleの審査で4回ほどリジェクトされましたが、そのうちの1つがガイドライン4.2「Design - Minimum Functionality」でした。
しかし、特にコードを変更することなく審査を通過することができましたので、その通過できた方法について紹介します。
ステップは以下の通りです。
- ガイドライン4.2「design minimum functionality」とは?
- 引っかかった理由
- 対処法
最後までご覧いただき、参考にしていただけると幸いです。
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ガイドライン4.2「design minimum functionality」とは?
まずは、ガイドライン4.2「Design - Minimum Functionality」について紹介します。
Appleのホームページからそのまま引用します。
アプリを作成する際は、Webサイトを単に再パッケージしたようなものではなく、優れた機能、コンテンツ、UIを作成するようにしてください。特に利便性も独自性もなく、アプリらしさもない場合、そのアプリをApp Storeで提供することはできません。アプリが継続的に楽しめる何らかの価値、または十分な有用性を備えていない場合は、承認されない可能性があります。
要するに、Webページをそのまま表示している(WebView機能)だけのアプリケーションなどには有用性がなく、アプリケーションにするのであれば、ネイティブ特有の機能(デバイス保存やカメラ機能など)を導入して、デバイスの機能を活用しているようなアプリケーションを作成する必要があるということになります。
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引っかかった理由
次にリジェクトされてしまった理由です。
ガイドラインそのままです。
今回作成したアプリケーションは、大半がWebViewで構成されています。ただし、筆者もガイドライン4.2については事前に把握していたため、ヘッダーやボトムナビゲーション、メニュー画面などはFlutterでネイティブに作成し、OneSignalを使ったプッシュ通知の実装や、一部ページではスマホの自動ロック機能を無効にするといった、ネイティブ特有の機能も実装していました。
いわゆるWebとネイティブを掛け合わせた「ハイブリッド型」というやつです。
それでも、ガイドライン4.2に引っかかってしまいました。
やはり、WebViewの使用がある時点でリジェクトは避けられないのかもしれませんね。
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対処法
次に、筆者がコードを変更することなく、ガイドライン4.2を突破した方法について紹介します。
リジェクトされた理由に対して、以下のように返信をしました。
内容としては、
「レビューありがとうございます。まだ実装できていませんが、今後ネイティブのデバイス保存機能を使って『履歴閲覧機能』や『お気に入り機能』を実装する予定です。また、Google AdMobを使った広告も導入予定です。ですので、一旦リリースさせてください。」といった内容です。
これを送ったところ、すんなりと通過することができました。
今後、機能を追加する具体的な計画を伝えたうえで、一旦リリースしたいという意図をしっかりと説明すれば、突破できる可能性があるのかもしれません。この方法は、TwitterやWebを通して利用している方がちらほら見受けられたので、かなり有用だと思います。
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最後に
ここまで、ガイドライン4.2「Design - Minimum Functionality」を突破する方法について紹介しました。
審査の通過で苦戦している方にとって、今回紹介した方法は試す価値があると思います。
ぜひチャレンジしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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